あやみどり

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横展開するバナーでは、農業公社が実際に栽培を行った農作物を紹介しています。

長野県農業経営指標(作目別経営指標)では、大豆、そば、果樹、野菜などの作物の生産量、単価、農業所得など指標一覧が公表されておりますので経営の参考としてください。

あやみどり とは

だいず東山青211号(あやみどり)

【来歴】

東山青211号(後のあやみどり)は、平成6年に長野県中信農業試験場(現:長野県野菜花き試験場(塩尻市宗賀床尾))において、鮮やかな青大豆の育成を目標に、青大豆系統「東山系T751」を母、黄大豆系統「東山系R906」を父とする人工交配から育成した系統である。その後、生産力検定試験に供試するなどし、平成21年に品種登録に至った。

【あやみどり名の由来】

県は、品種登録を行うにあたり、その名を広く公募した。その結果27点の一般応募があり、その中から「あやみどり」が選出された。(選出の理由:鮮やかな緑色をしている品種であるため。)こうして、東山青211号は、「あやみどり」として品種登録された。

【現在の状況】

あやみどりは、他の大豆品種にあるような“おへそ”と呼ばれる部分(黒い斑点)もなく鮮やかな緑色をしており、その中身まできれいな緑色をしているのが特徴である。その性質や特徴を活かし、塩尻市農業公社では、「煎り豆」や「おこし菓子」、「味噌」、「きな粉」などに商品化した。そして、平成27年6月には、信州塩尻ご当地ソフト「あやみどり塩ソフト」をリリースし、市内参加店で販売されるなど、地域一帯となったあやみどりの普及活動が展開された。